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｢足、閉じないよ｣

両膝を押さえられて、ゆっくりと足を開かれる。恥ずかしいところを晒す事しかできなかった。押さえられた足を閉じる体力がない。
そこに、先生の視線が注がれる。

｢古いのからゆっくり抜いていくから、ゆっくり息吐いて｣

ゴム手袋をした先生の指が、わたしのあそこのヒダを大きく開く。古い管をゆっくりと引った。
わたしは反射で、先生の手を逃れて自由になった両膝をぐっと閉じる。

｢や、だっ……｣

｢嫌じゃなくて、足開け。ゆっくり息吐いて｣