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社会情勢のはなしっ

第11章 日章旗・旭日旗

日本の国旗、日の丸(日章旗)に使われている紅白は、日本の伝統色です。
白は神聖と純潔、紅は博愛と活力を表すとされています。

701年(大宝元年…大宝律令が完成した年)に、天皇陛下の新年行事に使われたのが最初とされ、1854年(嘉永7年)に国旗として日本船の目印に採用されました。

1870年(明治3年)に日章旗のデザインに惚れこんだフランスが、500万円(現在の200億円以上に相当)で買いたいと打診したというエピソードがあります。

日章旗は、GHQにより一時期禁止されましたが、その後、無制限掲揚許可がおり、現在に至るです。

一方、旭日旗は、お祭りや大漁を祝う漁船の旗などに使われていました。
太陽から光線が広がる「ハレ」を表現し、めでたい&景気がよい縁起物としても古来からこの図柄は日本で親しまれています。

1870年(明治3年)、1889年(明治22年)にそれぞれ大日本帝国陸軍、海軍が旭日旗を採用。
戦後、自衛艦の新しい旗をつくろうと計画されましたが、デザイン制作を依頼された日本の画家が、「これ以上に素晴らしい図柄は考えようがない」と判断、議論の末、決定。
現在の自衛隊に引き継がれました。

日章旗・旭日旗は、太陽(自然)を敬う国民にふさわしい旗。
掲揚するなと他国にいわれる筋合いは、なーい。


国旗は国を代表するシンボルであり、掲揚には国際儀礼(プロトコール)があり、『外務省≫プロトコールの基本』にも載っています。

まずは、どんなにその国が憎くても、他国の国旗を燃やしたり踏みつけたりは非常識な行為です。
難癖の上に国旗を雑に扱われても、仕返しをしない日本国民は、海外から驚かれ、「日本人は優しい」と感心されています。

さて、複数の国旗を並べるときは、「横に同じ高さに」が原則です。
もし、2つの国旗を上下に掲げるときは、下の国は、上の国の属国・植民地を意味します。

が、2017年(平成29年)4月3日にNHKニュースウォッチ9は、中国旗の下に日本国旗という映像を流しています。

日本では受信料を徴収しながら、中国には無料で放送してるのがNHK(NHK華語視界:日本について広く知ってもらうための海外無料放送とは別格の、NHKによる中国向けのサービス)。

ということで、NHKはヤバい。
じゃなくて、世界中すべての国旗をたいせつに☆

2021,5/30//

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