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社会情勢のはなしっ

第31章 イージス・アショア

イージス・アショアの直訳は『陸上の(アショア)・ギリシア神話に登場する女神アテナの邪悪や災厄を払う盾(イージス)』です。

核を搭載した弾道ミサイルが日本に降り注ぐ前に、陸上から迎撃する(撃ち落とす)システムのことです。

現在は海上のイージス艦がその役目を担っているのですが、8隻あるうちの4隻が老朽化、そして、任務にあたる海上自衛官が足りない。

そこで日本全土を守るために、陸地にイージスシステムを配備(アメリカから購入)して陸上自衛隊に任せようという話だったのですが、マスコミ・政治家等の猛反対にあい、河野太郎防衛相のもと急遽白紙に(2020年6月)。

反対された理由には細々とあるのですが、大きくはこの2点かと。

理由1:ブースター(打ち上げを補助する装置で使用後落下)が、日本の市街に落ちる可能性がゼロではないから。

理由2:イージス・アショアを配備するのは、日本ではなくアメリカを守るためだろう!と決めつけた勢力があるから(外交問題になることを恐れた政府が、日本への脅威があると公言できなかったところを突かれた)。

反対するのは、わからないでもありません。
上空から重いブースターが降ってくるかもしれないのと、日本を目掛けて確実に核ミサイルが複数降ってくるのと、どっちがマシかって、人それぞれですものね。
って、僕は核のほうが嫌ですが。

ということで、地上イージスは断念され、代替案検討中です。


ここで気になるのが、自民党河野太郎議員。

父親の河野洋平氏は、特定アジア(中国・韓国・北朝鮮)寄りの発言が目立つ人物で、官房長官だった1993年に無責任な河野談話を発表。
弟の河野二郎氏は、中国の北京と昆山(コンザン)と香港に関連会社のある日本端子株式会社(主要事業:太陽光パネル関連等)の社長。
で、北京にある関連会社のトップは中国のエリート共産党員。そして、日本端子から河野太郎氏への政治献金は1200万円以上。
と紹介しておきます。

この地上イージス白紙の件、自由民主党国防部会に相談せずに、当議員が決めました。

反対しそうな人たちには相談せずに、日本にとって大切なことを決める(かもしれない危険な)人。。

2021,9/17//

2022,8
防衛省は、イージス・アショアを代替するイージス・システム搭載艦を2027年度、28年度に1隻づつ就役させると発表。

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