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社会情勢のはなしっ

第8章 太陽光以外からのエネルギー

エネルギーは、国の死活問題になるほど重要な分野です。

そのため、不安の多い太陽光発電※1や風力発電※2を推進するのではなく、利権組に屈しない、安定供給が確実にできる道を選択すべきです。

※1太陽光発電:山林を破壊して水害を増長させ、夜間や雨天時などの効率が悪く、火災時は消火困難、ヒ素等猛毒を含み処分に困る、強制労働で作られる中国ウイグル製が多い

※2風力発電:強風時には停止、風下の風環境…特に農業に被害を与え、海洋を汚染し、防衛レーダーを遮断、妊婦等に健康被害の可能性、(バックドア等のリスクのある)中国製が多い

さて、福島第一原子力発電所(福一)の事故は、ほぼ人災です。経過を少し書。

昭和40年代に福一に設置されたのは、GE社製「マーク・ワン」で、ひとたびコトが起こると、防御網が弱く大災害になると指摘されていた原子炉でした。
それと知りつつ売りつけたアメリカ、購入した東電、黙認した通産省(現在の経産省)に、ちゃりーん。

そして、(海外任せの工事で)地震による津波からの浸水を想定せず、非常用電源を地下に置き、防潮堤も低かった。

当時の地震では、福一の原子炉は正常に自動停止し、残るは核燃料を冷やすこと。
だったのが、浸水で電源を失ったため、冷却装置が働かなくなり、メルトダウンが起こりました(福一の北方海岸に位置する東北電力の女川原発は異常なしで、原発構内の体育館は住民の避難場所にもなりました)。
事故炉対応にまつわる、東電と当時政府の責任逃れもありました。

地震が直接原因ではなかったのに、「事故は活断層のせい」とミスリードしたのは元東大地震学者。ちゃりーん。

地震多発国といわれる日本だから原発は特に危険、というわけではありません。

他方で、より安全で効率のいい発電技術開発も進んでいます。

アンモニアや、水素、代替フロン等による発電、日本海底資源メタンハイドレートなどが広く実用化されて、日本の電力需要量をまかなえればと思います。

また、実用化には時間がかかりそうですが、小型核融合炉※に期待したいです。

※小型核融合炉:これまでの核分裂ではなく、核融合による次世代型発電。核廃棄物が少なく、メルトダウンも起こりにくく、核兵器への転用が困難。利権による反対組はいますが、各国で研究中です(巨大国際プロジェクト「イーター」等)。

2022,9/25//

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