🕯️悪夢の神様🕯️
第5章 名コンビ?!
「――――た…確かに…あの夢は…続きが怖くて…見たくなかった…///怖くて…怖くて…」
夢の内容を思い出したのか、未來ちゃんは俺から手を放すと…不安そうな顔をした。
「――――なぁ?もし…その夢が予知夢なら……俺が…そうならないように…止められるんじゃないか?
ほら、ケンを助けたように――――…」
「――――え?」
今度は、俺が未來ちゃんの震える手を握った。
「未來ちゃんの…悪夢を――――悪夢じゃなくして見せる!やれる範囲で!」
俺は、未來ちゃんが見る夢が、どんな夢か分からないが――――…
未來ちゃんを苦しめる…予知夢だか悪夢たか知らないその原因を…取り除けるのなら…助けてあげたいと思った。
「――――出来る…範囲内なんだ……ちょっと…店員さん…カッコ悪い……」
「“店員さん”じゃなくて――――皇輝(こうき)ですよ、未來ちゃん!」
「///皇…輝さん……」
未來ちゃんは俺に掴まれた手をジッと見つめ…名前を呼んでくれた…。
――――ヤバい…///うれちぃ。