🕯️悪夢の神様🕯️
第5章 名コンビ?!
その日――――未來ちゃんは俺に一冊のノートを見せてくれた。
そこには――――…
俺が始めて未來ちゃんと出会った“レンタル店強盗事件”の内容や“アパート火災”の事が細かく書かれていた。
「これって――――…予知夢…ノート?」
そのノートには、小さく“No.9”と、書かれていた。
約10年間で…9冊…?
寝ないように努力をしても――――うっかり見てしまった予知夢の数々…を書き止めて…大学ノートで9冊までになるとは…
「いいの?俺が見て…」
首肯く未來ちゃんに俺は胸がキュンとなる。
「予知夢が外れたのは――――…この2件だけ…」
――――相変わらず…声ちっちゃ!