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🕯️悪夢の神様🕯️

第5章 名コンビ?!


その2件とは…


俺が対処した“レンタル店強盗事件”と“アパート火災”の2件だった。


「ちょ…まって――――内容が変わった…て……その他はその通りだったの?」


未來ちゃんはコクンとうなずくと…ノートのページを何枚か捲り――――昔し予知した交通事故の予知夢を指差した。


それは、半年以上前に高齢者の運転する自動車が、信号待ちしていた会社員の女性を引いてしまう――――と、言う…操作ミスによる事故の予知夢だった。


事故の正確な日時と場所――――…正確な死傷者の数…被害者と加害者の名前や容姿まで……事細かく書かれていた。


「――――これって…結構…騒がれた…ヤツだよね?死亡した女性社員って…息子さんの卒業式に参加するため、たまたまそこの交差点にいた――――って言う?」※



未來ちゃんは頷くと、悲しそうな顔をした。


――――この人が亡くなることを知っていながら…何も出来なかった自分が許せないのだろうか……


しかし、場所を考えると……ここから少し遠い通りでの出来事に――――…


引きこもりで臆病な彼女に…


この死亡宣告を告げに行く勇気は無かったのだろう…。



















※気がついた貴方…凄いです!

そう……【ガラスの靴は男性用】の菊一君のお母さんの事故を未來ちゃんは予知していました!

ここでもこっそりコラボ!

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