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🕯️悪夢の神様🕯️

第5章 名コンビ?!


新聞など読まない俺でも知っていた事件の明細が…このノートには細かく書かれていた…


もし、この事故の状況をオールクリーンな画像として見ていたとしたら……


流石に……この俺でも怖いと思ってしまう。


人が目の前で死ぬ瞬間を――――…眠る度に見続ける人生…なら――――…


寝ることを諦めるかもしれない。



だが――――――――!



「俺が、関わった件は――――…内容が違ったんだよな?」



よし!と、俺は、ページを戻り…


予知した内容を読んでみた。



“○月○日夜中の2時過ぎ――――

自宅近くのDVDレンタル店「ナンバー」に強盗が入る。

黒い服装に覆面の二人組、外国なまりの日本語で「金、出せ」とナイフを店員に向ける。

夜勤専門の店員さんは不意を突かれ、右腕を刺される――――その隙にレジから現金53260円取られ逃走される。

逃走する強盗を追いかけるも、痛みで足がふらつき取り逃がす。

その後、切りつけられた腕は運悪く筋肉細胞や神経を切断されていたため…右腕は上手く動かなくなる。

そして、強盗犯は逃走したまま捕まらない。”



――――うわ!最悪!


「お…俺――――あの時…大怪我する予定だったの!?」


未來ちゃんはコクンと頷く。


あの時の――――“あなたなら…捕まえられる”の一言は…俺の運命を変えたのだ!




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