🕯️悪夢の神様🕯️
第5章 名コンビ?!
「火災現場は…なんか…成り行きで――――…でも、ほとんど誰とも話さなかったし…途中で疲れて…隅で空気と化していました!」
確かに――――俺の隣にいたときは…少し変態消防士と話していたけど…、最後の方は隅っこで小さくなっていた!
「似顔絵を持たせるので…情報提供と、放火の疑いがあると…伝えればいいのでは?日付と時間分かっているんですから――――防げるかと!」
布団を被って――――未來ちゃんは俺に頭を下げそそくさと自分の部屋に戻ろうとした!
「ちょっ、未來ちゃん?それって――――絶対…信じてもらえないパターンだよね?…しかも、この似顔絵を持っていけとは…逆に迷宮入り確定案件だぞ!」
部屋を出ようとする未來ちゃんの布団の塊がビクッと止まる……。