無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「あ…でも、日時は分かるわけたから赤い屋根を重点的に…」


「Googleマップでも使って探してみる？」


「その手がありましたね！」



パソコンで空から衛星写真を見るようにその資源紙回収日のある地区を見てみる――――が、“赤い屋根の家”は見当たるものの…“赤い屋根の小屋”は見つけられなかった！


「なんで――――…ないんだ？」


「おかしいわね――――もう一度！」


何度も隅々まで見たものの…“赤い屋根の小屋”は見当たらない！


「マジか――――…」


ガッカリしていると…「キャァ！」と言う悲鳴と共に未來ちゃんが部屋から飛び出してきた！


「未來！？」

「未來ちゃん！どうしたの？」


真っ青な顔で起きてきた未來ちゃんは美希さんに抱きつくとガタガタと震えだした！


「ヤダ――――やだ…どうしよう…なんで？なんで？目が――――目があった…」