🕯️悪夢の神様🕯️
第6章 放火犯の素顔
「未來ちゃん――――ど~したの?目があったって?どう言うこと?」
すると、広げていたノートに未來ちゃんは取りつかれたように何かを書きはじめた!
未來ちゃんが書いた内容は――――今までに見たことのない…支離滅裂としたものだった。
夢の内容――――…と、言えば夢の内容なのだが…
今までに未來ちゃんが見てきた夢とは…予知とは違っていた!
「放火犯に――――…話しかけられた?」
ビックリマークで書かれた内容にその場にいた俺たちは驚いた!
「話しかけられて…――――…後を…着いていった…の?は?放火犯の?え?」
「それで――――最後は……?」
目が合い――――
話しかけられ――――…
着いていった――――結果は…
首を…絞められて……殺された?
「み――――未來ちゃん…これ…は…夢?それとも……予知?」
俺は、書かれた内容に疑問しかなく…未來ちゃんに聞いた。
すると、未來ちゃんは首を押さえながら――――…ボロボロと泣き出した!