🕯️悪夢の神様🕯️
第2章 命の恩人!?
「――――ムリ…デス…」
ん?マジで声が小さくて聞こえん!
「高校生?いや、大学生?――――高校生なら、マジで犯罪だなぁ~!でも、可愛い!マジでタイプ!これは運命かもしれない!――――付き合ってください!」
「///無理――――無理です!私、高校生だし///誰とも付き合ったことないので無理です!――――ゴッボ!ゲホっゲホっ!」
手を振り払うように大声で僕の告白を断る彼女だったが、大声を出したせいか噎せてしまった!
「ご、ごめん!大丈夫?」
俺は、また飲んでいないペットボトルのお茶を彼女に差し出した。
「///ケッホ!ケホッ――――んっ、んんん…///は…恥ずかしい…」
また、声…ちっちゃ…
しかし、ヨレヨレのパーカー姿にも関わらず…この美少女っぷりは…///恐ろしい!
「ほら、これ飲んで?――――いきなり大声出したら誰だって噎せるよ?大丈夫、これ、飲んでないから!」
「///あ――――…どう…も…」
彼女は噎せつつも俺の差し出すお茶を受け取り、隠れながら飲んだ。