🕯️悪夢の神様🕯️
第7章 勇気の結末
「そ…そんな家があるんだぁ…」
俺の話を信じてくれたのか、小林さんが渋い顔をする。
――――お?信じてくれた?小林さんに優しい人だなぁ~!
「なんだが曖昧だなぁ~少年よ…、まだ、そのような家には遭遇していないが――――…パトロール中に見つけたら声をかけておくよ!」
「あざっす!じゃぁ、俺はジョギング戻るっす!」
俺はチラシを手に、ジョギングを再開した。
後ろから「ナイス、ヒップ!」と、へんな掛け声をもらったが…気持ち悪くて後ろを振り向く気にはなれなかった。
しかも、何だよその掛け声!俺はボディビルダーか!?