🕯️悪夢の神様🕯️
第7章 勇気の結末
「おっ、今日は――――中華飯っすか?俺、中華もめっちゃ好きっす!」
「月子さん自慢のレシピの一品だ――――うまいぞ!」
岳さんが人数分の中華飯を並べると、俺の手にしていたチラシに気がつく。
「あっ、これ――――ジョギングしてたら配られた!変態消防士たちが…予知した地区で防犯の呼び掛けしてた!」
美希さんがチラシを受け取り…両手が塞がっている岳さんに見せる。
「なるほど――――…前回の火災が…資源紙のタイミングだって…気がついてるみたいだな…」
席につくと、四人で「いただきます!」と、手をあわせて晩御飯をいただく。
――――これもまた!旨い!
月子さん――――未來ちゃんのお婆ちゃんらしいけど…まだ一度も会ったことがない!
どんな人なんだろう!