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🕯️悪夢の神様🕯️

第10章 女王蜂の巣


「おばあちゃんって…おじいちゃんと離婚してて…戸籍上…他人なんだよね。
 だから…一度も合った事なんかなかっだけど…お母さん当てに美希さんから手紙が来たことがあって……その住所を頼りに……ここまで来たんだ…」


「それって…家出?」


未來ちゃんはうつむき…小さくうなずいた。


「家出なんて――――体裁が悪いからって…中学を今の学校に変更にしたことにして…祖母の家で住むことを…許されたの……。
 環境が変われば…引きこもりも緩和されると思ったんだけど……ダメで――――…こんなに時間がたっちゃっいました」


泣きそうな顔から…困った顔に変化するも――――…涙が溢れだしそうだった。



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