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🕯️悪夢の神様🕯️

第10章 女王蜂の巣


「一度も合った事のない孫を…拒絶せず…受け入れてくれたおばあちゃんや…察して何も聞かずに世話をしてくれた…美希さんや岳さんには…本当に感謝しているの――――…だから、私…普通の生活が出来る子に……なりたかった…」



“普通の子”――――か…



確かに引きこもりは…この世の中では…少数派で…一緒に生活する家族にしてみたら…大きな心配事の一つである。


「しかも――――…引きこもりの初期って、家族もどう接していいか分からないから…ストレス多いんだって…美希さんが言ってた…」



――――流石…せっかち美希さん…そう言うことを言ってしまう…凄い人である。


たまに…空気読めなくでバカなのか?と、思うが…計算された発言だとしたら……美希さんは恐ろしい子である。





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