🕯️悪夢の神様🕯️
第10章 女王蜂の巣
スッキリし――――部屋に戻ると、
「皇輝さん!遅いです――――!」
俺の帰りを待っていたのか、未來ちゃんが勢いよく俺の前に現れた!
「見てください――――!あの学校にも…味方はいました!」
ノートを開きテンション高めの様子に俺は今日の夢の部分を読む……。
「ん?――――“間宮 安子(まみや やすこ)”…間宮……?ん?これって!未來ちゃんの担任で――――嫌みな糞ババア!?」
「はい!あの先生――――味方でした!」
「う~そぉ~ん…」
俺は、ただただ印象の悪い…あのオバサン先生が味方だとはしゃく未來ちゃんに不安を抱いた。
――――初めて…夢の内容を外すんじゃなねぇ?
と、ノートの内容にハラハラする。