
🕯️悪夢の神様🕯️
第11章 女王蜂のキツネ
「い、行くわよ!――――こ、こんなにも早く…もろもろの犯人がわかるなら!苦労しないけどね!」
間宮は、ハッと我に返ると拳を握り一歩前に出た!
「///えっと――――…多分…パニックになると思いますが…しっかり現状を把握してください…」
未來ちゃんは、気合いの入っている間宮に気を使ってか…俺をチラチラ見てる。
「大丈夫――――!皆、大人だ!処女の未來ちゃんには刺激が強いかもだけど!ちょっと…毛色の違うアレだと思って……レッツゴー!」
俺は、微妙な雰囲気が漂ってきたその場を未來ちゃんの手を引き出た。
「――――は?皇輝君…ど~言う事?」
お~、お~…岳さんの視線が痛い、痛い!
「あ~…多分、岳さん的には大丈夫だと思いますが……、間宮は取り乱すと思うんで…フォローよろしくお願いします」
俺は、こっそり岳さんにフォローを頼むと…何かを察したのか…眉をピクッと動かした。
「もしかして…いけない関係の最上位か?」
俺はコクンと頷いたが…
「しかも、複雑な…理解されなさそうな…関係と言うか…///俺も実際見てみないと…ど~感情が動くか分からないって…とこがあって…」
俺の説明が曖昧だったか?変だったか…岳さんは「意味がわからん」と、大きくため息をついた。
