🕯️悪夢の神様🕯️
第11章 女王蜂のキツネ
扉に手をかけると…
案の定――――保健室には鍵がかかっていた。
当たり前である…
アレの最中は誰にも邪魔はされたくないからな…。
分かるが!
ここは――――…サッと手を出すと、間宮が万能キーを俺に差し出す。
「ここの学校…セキュリティーがばがばっすよね?こう言うのも変えた方がいいっすよ?」
各教室には鍵がかけられる設定ではあるが、校長が管理する万能鍵一本で…全ての鍵を解除できる!と、言う――――なんとも意味不明な鍵が存在していた。
「チート鍵だな…こりゃ……で、全ての鍵を解除できるなんて…」
こっそり万能鍵を使いそ~っと、保健室の鍵を開けると…
カーテンが引かれたベッドの一番奥から…
「///あっ、あぁ…先生…先生――――…凄い…あっ、あんんん、イク…いっちゃう…」
「///私も…美里(みさと)…イキそうよ…///ハァハァ…貴女の…お口に…出したい…」
ギシギシとベッドがきしむ音と…
女と女の声が甘く――――…情事の着地点を囁く。
「――――…」
はい!“アレ”の真っ只中でしたぁぁぁぁぁ!