🕯️悪夢の神様🕯️
第11章 女王蜂のキツネ
「女になりたいけど――――…男に抱かれるより…女を抱きたい……なんとも、理解されない性癖だな?」
岳さんは…カーテンの後ろに隠れてこちらを伺う桂に…ため息混じりに訪ねる。
「――――そうよ…よく分かったわね…」
桂はカーテンから出ると…自分の体を俺たちに見せた。
顔や背丈――――声は本当に女性である。
しかし、胸はペッタンコで…股間には萎えてはいるが…ダビデ像のような立派な男がぶら下がっていた。
「私は――――女よ…でも…女の人(子)が好きなの……男に生まれて絶望しかなかったけど、こうやって彼女たちを愛せる……///な、何か問題でも?――――それに、何を言ってるの?…盗撮?レイプ?なんのこと?!」