🕯️悪夢の神様🕯️
第11章 女王蜂のキツネ
「昔ながらの…熱血…教師――――…」
桂は間宮をチラリと見ると、「ふんっ」と、鼻で笑った。
「虐めて――――私に助けを求める子達が可愛いのに…間宮先生には邪魔されてばかり……やっと商品になった中里さんだって…時間がかかったわりには…速攻で捕まっちゃうし……踏んだり蹴ったり……」
桂は中里さんの事も喋りだした…
闇に落ちるまで――――時間がかかったと言う。
しかし、このオス女……どういう神経してるんだ?
――――元々は…“男”だが、脳回路や精神面は“女”だ!
たが、恋愛対象は…“女”…?
これは――――レズビアンなのか?
しかし、体は男で…女になりたい桂にしたら嫌悪するべき体なのだが……、女性を抱く体…としては好都合?なのか?
「ごっちゃ…ごちゃっす…」
「――――わ、私もです…」
え~…ビジョンが見える未來ちゃんは…そこんとこ…立派に把握してほしかった…。
ま、未來ちゃんらしいけどねぇ~~!!!