🕯️悪夢の神様🕯️
第11章 女王蜂のキツネ
「本心が見えなくて――――気持ち悪いって言ったんだよ!おい、オス女…お前――――大丈夫か?」
俺は、思ったことを口にした――――…
すると、「はあ?」と、盛大に桂に呆れられた。
「なに?…今さら――――説教?
生徒を食い物にして…レイプ画像売ってたのも…事実よ…。
可愛い少女が…汚い男に犯されて――――泣きながらも…女に目覚めちゃう場面なんか…何度もリピートしたほどよ…」
桂は長い髪を耳にかけ――――…俺に視線を流す。
そして、未來ちゃんを見る…
「――――貴女も…もう少しでこっちの世界に案内できたのに…残念だわ」