🕯️悪夢の神様🕯️
第14章 過去の事件
結局――――助けられなかった…
私は、部屋に閉じ込められていたから知らないが…
彼の母親が…私が呪いをかけた――――と、我が家を責め立てたらしい。
しかも、謝罪しろだの…慰謝料よこせだの……私の忠告を悪質な嫌がらせだと訴えた!
母も父も――――プライドの高い人間だったため、侮辱されたことで……ますます私を嫌いになり…恨み、避けるようになった。
彼は、ほどなくして転校した…
別れの挨拶なんて――――させてもらえなかった…
彼の母親は私を恨み――――…マンションから出ていった。
小3の私に、「化け物!殺人者!」と罵り…唾を吐いたのは…トラウマになった。
そして、唯一…私を虐めなかった人間がいなくなった事にりよ、私への虐めはヒートアップし――――徐々に…不登校気味になった。