テキストサイズ

🕯️悪夢の神様🕯️

第14章 過去の事件

児童相談所や警察――――…病院までも両親を疑い…


両親はその人たちが来る度に、説明し誤解を解き帰ってもらっていた。


肉体的外傷もなく、受け答えもしっかりしていて――――ましてや妹は普通に元気に生活している…


虐待の疑いは晴れたが――――…ご近所の目は両親には屈辱だったことだろう。


直接的な虐待は無いにしろ…両親は私を――――恨み、憎み…嫌った。



そして、私が中学に上がるタイミングで我が家は、後ろ指を刺されるマンションや街から出ることを決意した。



その頃私は、一度我が家に来た母の妹(叔母)の存在に救いを求めていた。



私は自分で――――祖母に会いに行った。


フラフラになりながら…


あの両親といるよりも――――…救われると思ったからだ。



母は激怒した――――自分を捨て離婚した母を許せなかったのだろう…。


母は私を勘当(かんどう)同然で家から追い出した!



まぁ、幼いときから母を困らせていたのだ――――堪忍袋の麻が切れた…と、言うか……堪忍袋じたいが破裂したのだ。



ストーリーメニュー

TOPTOPへ