🕯️悪夢の神様🕯️
第14章 過去の事件
私は、いきなり――――本当に、いきなり…
会ったことのない祖母に…助けを求めた。
祖母は、いきなり来た…孫を――――…
何も聞かず…家に招き入れてくれた。
私はその日――――…
久しぶりに泣いた。
声を上げて――――泣いた。
しかし、世間体を気にする父は―――…中学も高校も…それなりの所を私に用意した。
それはメール1通だけのてやりとりだった。
だが、私はその中学も高校も――――…通えなかった。
悪夢の日々は祖母の家にいても続き――――…
何度も倒れたし…病院にも運ばれた。
今度は――――祖母にも叔母の美希さんにも迷惑をかけていると思うと…
何度も死にたくなった。
だけど――――…何度も見る悪夢の中での人の死は…
私に…生への執着と言うものを根付かせた。