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🕯️悪夢の神様🕯️

第14章 過去の事件


「ちょっ――――ちょい、ちょい!おい!横沢 陽斗矢とやら!未來ちゃんが怯えてる!少しは落ち着け!」


皇輝さんは身を乗りだし自分をアピールする横沢君と私の間に入り――――彼との距離をはかる。


「あっ――――…えっ、あ…ごめん――――俺、探してたんだ!未來ちゃんを…ずっと…ずっと――――…」



横沢君は必死な顔で私と目を合わせようと覗いてくる!


しかし、やっと引きこもりから脱却したばかりの…人間不振を拗らせた私が、懐かしの同級生に気安く「久しぶり!」なんて声をかけられる訳がない!



「未來ちゃん――――!探した…よ…マジで」



しかも、探した――――と、いい…安堵するなんて…


何を言われるか分からず恐怖でしかない!




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