🕯️悪夢の神様🕯️
第14章 過去の事件
「すくにでも話したい気持ちは分かる……でもさ――――、それはさお前の都合だろ?未來ちゃんにしてみたら…突然の訪問で動揺してんだ…出直すぐらい屁でもね~だろ?」
皇輝さんは、彼のはやる気持ちを理解した上で――――出直してくれる事を願った。
「う――――…わ、分かりました…出直します。明日…また来ます…」
横沢君は深呼吸をすると、一歩引いて頭をさげた。
「ん、サンキュー…じゃ、明日今と同じ時間帯に…」
明日の…今の時間に横沢君が来るのかぁ――――
なんだか緊張する。
私は無意識のうちに皇輝さんのシャツの袖をキュウ!っと、握っていたい!