
🕯️悪夢の神様🕯️
第15章 嘘を重ねる女
横沢はあからさまにホッとした顔をする。
「居候は居候ですが――――未來ちゃんと寝室を共にするくらいの仲ですけど~何か?」
「は!?――――え!?」
俺は、横沢のマウントが取れたと思いどや顔をしたが、未來ちゃんは「それは!言わないで!!」と、慌てて俺を睨む!
――――///睨まれても、未來ちゃんは可愛いので…ご褒美です!
「え?こ、恋人――――?だ…大学生っすか?み、未成年に手を出したら犯罪ですよ!」
「アホか――――出してないっつ~の!ちゃんと健全なお付き合いをさせてもらってますよぉ~だ!ね~未來ちゃん!」
未來ちゃんの顔を覗きこむと――――さっきよりもキツく睨まれた!
「その反応――――…付き合ってないっすよね?」
「――――…まだ、いい返事をもらっていないだけなので…追い追い…いい返事はもらえると……」
