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🕯️悪夢の神様🕯️

第15章 嘘を重ねる女


「大丈夫ですか?具合…悪いですよね?」


「これを――――…毎回見てるって…どんだけ…」



――――辛かったか…


と、言いかけて止めた…。



こんな辛さ――――…一回…触れただけて言うのは…



未來ちゃんに失礼だと思った――――…。




「大丈夫…?皇輝さん…」


「大丈夫――――ぐるって視界が回転して…マジで船酔い…?した」



未來ちゃんは俺の様子を見て「分かる~」と、少し微笑んだ。


俺の様子や未來ちゃんの笑顔を見て…横沢は不思議そうな顔をした。



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