🕯️悪夢の神様🕯️
第15章 嘘を重ねる女
俺たちは…その姿を隣の車両から確認して――――…
次の駅で電車を降りた。
「なぁ…あれで……良かったのか?」
「分かんないです――――でも、何かのきっかけになればいいんじゃないかな?過去を振り返らない彼女が…見た…数々の踏み台達――――…どう、思うかは彼女次第ですが…横沢君があの家から逃げるだけの時間稼ぎにはなると思います」
――――そうか…
自分自信が狙われている――――…と…思えば…
悔い改めるかな?
――――つ~か、悔い改めるような人間なら…
殺人はしないと思うのだが…
――――その日…
横沢は大学に入ったら独り暮らしをすると…
両親に言ったらしい。