🕯️悪夢の神様🕯️
第2章 命の恩人!?
「やあ!少年!困っているのかい?」
「出たな!?変態消防士!」
思わず後ろの変態に、ファイティングポーズを取るがガッチリ掴まれた尻の手はびくともしない!
「三井(みつい)司令補……」
――――司令…補?
「…店員さん……///お尻……ガッ…て…ガッて…いかれてますけど…」
「うん、未來ちゃん…それは俺も分かってる――――分かってるんだけど…すっげぇ圧力でガッてされんだわ…」
「大丈夫、大丈夫――――この少年は昨日のスーパーヒーローだ!ここの住人だと言うことは大家さんとも話をした私が保証しよう!」
「あっ、はあ――――…三井司令補が言うなら…、現場検証終わり次第声掛けるので待っててください」
「了解した!君も大変だな、今度二丁目辺りに飲みにでも行くか!」
「いや――――結構です!」
警察官は顔色を真っ青にして現場に逃げていった……。
「ふぅ~、すまなかったね少年!本当に多いんだ火事場泥棒!でも、君は身元もハッキリとしているから――――大丈夫、大丈夫!」
三井と言う変態消防隊は……結構な役職らしい――――…
「――――助かりました…、つ~か…そろそろ俺の尻から手を退けてもらえませんかねぇ……そろそろ殴りそうです」
「ハハハ――――それは失礼した!しかし、君に殴られたら新たな世界が広がりそうな予感もするんだよ!試してみようかな!?」
「殴らねぇし、新しい世界も広がらないし、試したいなら俺以外でやれ――――変態消防士」