🕯️悪夢の神様🕯️
第16章 命の重さ
「どの世界にも、鼻持ちならぬやからはいるってことさ――――…嫌み、妬み、足の引っ張りあい…なんて――――心がどんどん濁って行くだけなのに…」
――――え?なんで岳さんが遠い目をしてるのさ?
なにか…思い当たる事でもあるのだろうか?
「岳さん……花飾り…あと4つですよぉ~…早くしないと…嫌な予感がします!」
「君の――――嫌な…予感はよく当たるのか?」
――――え?
「えっとぉ~…五分五分っすね!」
あ――――岳さんの目が濁ってる!?
濁ってるっ~~~~~~!