🕯️悪夢の神様🕯️
第16章 命の重さ
ほどなくして、彼女はマネージャーになだめられながら地下2階の控え室に降りていった。
「アイドルの裏の顔って――――怖い!」
俺は、嫌なもんを見たなぁ~と、思いながら作業に戻った。
すると、階段から息を切らして未來ちゃんがかけ上がってきた。
「///ハァハァ、ハァハァ…階段…キツイ…」
最近まで、寝不足の引きこもり少女だった未來ちゃんである…体力的にキツかったらしい。
「大丈夫?ちゃんと届けれた?」
そう聞くと、「はい!」と笑顔で答えてくれた!
――――マジで…さっきのアイドルたちが糞に思えるほと…未來ちゃん可愛いっす!
「あ~…でも、さっきエレベーターで降りてきた子が…怖かったです!」
「あ~~~~俺も見かけたけど怖い印象だった!エレベーターの壁、超蹴ってた!」