🕯️悪夢の神様🕯️
第16章 命の重さ
さっきよりは、幼さが抜けているが制服は同じで――――…少しだが、背も髪も延びた感じがした。
『円ちゃん――――…うれしい…』
『私も――――』
ラブホテルの一室で向かい合って見つめ会う円と…制服姿の少年…
『今回は…男子と…?彼氏か?』
今回円は、彼氏とホテルに来たのか――――少し緊張気味の少年と向かい合い手を繋いでいる。
『――――円ちゃん…///君のためなら…なんでもする…君を、失望させないよ!』
『///嬉しい――――…信吾(しんご)君…
なら、私のために……なんでも受け入れてね?』
『――――え?』
すると、ホテルの扉がノックされる…
円は再び…なんの躊躇いもなく扉を開け――――体格のいい男性を向かい入れた。
『この人――――若い男性とセックスするのが好きなんだって!信吾君…その人とセックスして?――――いっぱい、お金くれるって言うから、頑張ってね!』
『え?ちょっ…円ちゃん――――え?嘘でしょ?円ちゃん!』
少年は慌ててベッドから降りると…部屋の隅に逃げる――――だが…体格のいい人に捕まり…
あっという間に…縛り上げられてしまう!
『やっ!やめろ――――!俺は、そんな趣味はない!!!やめろ!いやだぁ!さわるな!』
『うるさいなぁ…タオルでも噛ませちゃう?』
『いいねぇ――――…プチレイプ見たいで興奮する!』
男は少年の口にタオルを入れると…言葉を封じた。