🕯️悪夢の神様🕯️
第16章 命の重さ
残酷――――…で…
無惨な死にかたである。
場所は――――…
キョロキョロと辺りを見たが――――分からない…。
未來ちゃんが言う通り…
凶器も分からない…
でも、憎悪は伝わった――――…
加藤 円に対する…憎しみは…この遺体から伝わってきた…
しかし、彼女には敵が多すぎる――――…
多すぎるゆえに…
妥当な…
死体の気もした。
この――――女は助からなくて…いい…
死んでいい…
殺されて…いい――――…
気持ち悪いことに…
俺はそう思った――――――――――――…
が、そう…思う自分に驚いた!