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「酷い――――女…だった…。だから、俺もそう思ったし……その感情に驚いた。だからかな――――…未來ちゃんの戸惑う気持ちは分かる。
　でもさ、それって――――一時の感情で…そのあと、色々と考えちゃったよ……。

なんで、助けられなかったのかな？とか…殺す側を止められたかも！とか…

加藤 円はマジで許せない――――酷い女トップだと思うんだ……だからこそ、こんな女のために捕まるなんてばか臭い！この女を殺した――――って、罪名がつきまとうような事は…絶対にさせたくない！一生…加藤 円が人生に絡み付くなんて…その人にはおくってほしくない――――…」



ってね…


俺は腕のなかで小さくなる未來ちゃんを強く抱き締めた。