
🕯️悪夢の神様🕯️
第17章 真実の悪意
「――――お…おう……」
あら、やだ…あんな若造に元気づけられちゃった!
「言われなくても…頑張るっつ~の!」
俺も返却の仕事の続きを開始した。
それから、未來ちゃんの不眠症も落ち着き――――…
「めっちゃ…天使やん…」
今日も俺の布団で寝ている未來ちゃんを見て…デレてます!
もう、結婚してるよな?コレ…
もう、夫婦――――…
「ふふふ、嫁よ…今日も寝顔が可愛いぞ――――グフフフ…」
「――――…えっ…と…警察…呼んだほうがいいんでしょうか?」
「!?あっ、おおおお!?未來ちゃんお起きてたの!?」
寝顔を堪能していたらゆっくりと未來ちゃんと視線があう。
「誰が…嫁ですか――――…怖いです…キモイです…不快です」
「そ、そんなに!?そんなに?」
未來ちゃんの毒舌が最近増している気がするが…基本優しいのは知ってるので…
その毒舌にもニヤニヤしてしまう。
