
🕯️悪夢の神様🕯️
第17章 真実の悪意
爽やかな日曜日にぴったりな寝起きである!
「さっ、今日も岳さんの朝御飯食べて!がんばっぺ!」
「プッ――――“がんばっぺ!”って…どこの方言ですか!」
どこって、訳じゃないが…未來ちゃんの笑顔が見られるなら///何だってアリだ!
居間に向かうと、味噌汁のいい香りが寝起きの鼻腔に優しくとどく。
「岳さん――――おはようござい…ま…す…?」
挨拶がてら、未來ちゃんと二人でキッチンを覗く――――と…
キッチンで朝食を作る岳さんと…まだ、パジャマの美希さんが……
ガッツリ――――キスをしていた!
「ん――――…チュッ……あ…」
「あ~…お邪魔…しました」
俺は慌ててキッチンから視線を外すも…
隣りの未來ちゃんはジーっとその様子を観察…!?
「///えっと…未來ちゃん…物凄く恥ずかしいんだけど…まだ、見る?」
見かねて岳さんが照れながら話しかける。
