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🕯️悪夢の神様🕯️

第17章 真実の悪意


「――――生きてるって…どなたか…亡くなったっすか?」


月子さんは一年前…このホテルの客室から自殺した少年の事を話してくれた。


野球少年だった彼は――――自分がゲイであることを苦に…飛び降り自殺をしたと言うのだ。


両親やその子の姉が来て――――…自殺なんかしないと訴えたが…


遺書が部屋から見つかり…最後に男性と交わったが…これ以上、男を求める自分の体が怖い――――と、書いてあったそうだ。


確かに、検死で彼の体内から他の男性の体液が複数出てきたらしい…



――――ん?あれ?



なんだろう…



どっかで…聞いたような…モヤッとする…話…。


俺はお茶を飲みながら月子さんの話しを聞いていた。



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