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🕯️悪夢の神様🕯️

第17章 真実の悪意


「よっ、オッチャン…ここの警備員?なんで花束回収すんの?供えたばっかじゃん?」



俺は、花束を困りながら片付ける警備員の男性に話しかけた。



「いや~…俺もすぐに回収するのは心苦しいんだけどさ…、帝王側からすぐに回収してほしいって頼まれてるんだよ…。
 いつまでも…あんな意味深な場所に花束を置かれたら…イメージ悪いらしくて。
 月命日に必ず花束を供えていくもんだから…」


「月…命日――――って、じゃぁ、自殺した人の家族か…なにか?」


俺は、綺麗な花束を見つめ警備員に聞く。


「ああ――――姉さんだって…、弟さんが自殺する訳がないって……事件性を主張したけど…ダメだったね…悔しかっただろうよ。
 でも、もうすぐ一年だろ?そろそろ…献花も終わりにして欲しいよ…回収する身にもなって欲しいよ!」


そう言うと、警備員のオッチャンは立派な花束を抱え…詰め所に戻った。





「――――ビジョンの人は…自殺した野球少年の姉……」




そして、ビジョンでここを見た記憶が――――ついでに…加藤 円(かとう まどか)のビジョンを引っ張ってきた!



「あ――――…野球少年…飛び降り…」


俺は、モヤッとしていた何かが――――パチンと何かにハマった!











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