テキストサイズ

🕯️悪夢の神様🕯️

第18章 面影を襲う影


家につき――――玄関に到着すると…


悪い皇輝さんは私を抱き締め…涙を隠してくれた。


私は皇輝さんにしがみつき……涙を流した。



「おかえり――――って、未來ちゃん!?どうしたの!?」


玄関の音で私たちが帰ってきたと思った美希さんが、玄関で抱き合う私たちを見て驚く!


しかも――――私がしがみつき泣いているのだ…何かあったのでは!?と、「岳く――――ん!!!」と、あわてふためく。




――――相変わらず…美希さんは、せっかちである。




「げっ!な…泣いてる?は?え?――――おい…皇輝君…どういう状態?また…悪夢でも見た?」



岳さんは私の状態をみて、悪夢関係かと思ったようだが…


皇輝さんが私の代わりに首を横に振ったのが…振動で伝わる。



ストーリーメニュー

TOPTOPへ