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🕯️悪夢の神様🕯️

第18章 面影を襲う影


「とりあえず――――中に入りなさい…お茶でも入れるよ」


微かに私が頷くと…安堵のため息が聞こえた。


「未來ちゃん…」


皇輝さんはまだ、心配なのか…私の背中を撫でながら声をかけてくれた。



「大丈夫…です」



凄いダミ声――――…なんだか…恥ずかしいけど…元々の…綺麗な声じゃない……


あきらめた。




居間に皇輝さんに支えられながら向かうと…岳さんがお茶を出してくれていた。


「ほら…暖まるよ?」


うつむきながら…コクンと頷くと私はお茶を飲んだ。



「で――――どうしたの!?」


せっかちな美希さんは私に何があったのか知りたくてパタパタしている。






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