🕯️悪夢の神様🕯️
第20章 居場所となる
「おい、皇輝(こうき)…腹でも下してるのか?」
レジで客の対応をし終わった俺に店長が話しかける…。
「いや…体調はめっちゃいいっすけど?」
「そうか?時々…眉にシワよせてるからさ…腹でも痛いのかと?」
そんな顔をしていたのか?俺は…
「いや~…最近、考えさせられることがあって…」
ぶっちゃけ…未來ちゃんと、気まずいと言うか…
「なら、喧嘩でもしたか?」
「は?喧嘩…誰と誰がっすか?」
俺の言葉に店長が呆れた顔をする。
「お前が渋い顔をする時は…未來ちゃん関係って相場は決まってるだろ?」
――――は?
ま…実際にそうなのではあるが…俺ってバレバレ?