🕯️悪夢の神様🕯️
第20章 居場所となる
俺が、横沢をくるみちゃんに紹介すると――――…
くるみちゃんは、少し考え…そして、思い出したのか、ハッと息をのみ慌てて横沢を見た!
「――――ヒ…トヤお兄ちゃん…?」
くるみちゃんは驚きながら――――何とも言えない表情になった。
昔のフラッシュバックが襲ってくるのか…懐かしくて嬉しい――――と、言う感情では無さそうだ。
「最悪――――マジで…最悪…、やっぱりあの女…疫病神じゃない!」
店内に誰もいなくて良かった――――…と、思われる音量の罵りに店長も横沢も驚いていた。
――――ま…俺は散々…学園で言われて慣れっこだけどな!