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🕯️悪夢の神様🕯️

第21章 ラッキーガール


皇輝さんの実家が…華道の名家だと言うことにも驚いたが…


ご両親の皇輝さんへの扱いが酷くて驚いた…が、「未來ちゃんとこも似たり寄ったりじゃね?」と、言われ――――…「ですね」と、笑った。


怪我で、ボクシングと大学を辞めたとたんに両親からの金銭的援助もなければ…連絡も途絶えたとか…


酷すぎる!


いくら、自分の思い通りに育たなかったくらいで…そこまでするのだろう?


しかし、皇輝さんは


「多分――――目だな…片目見えてないからさ……この事は両親にも連絡行っててさ…ガッカリしたんじゃない?両目が見えてないと…華道家としては致命的だからな…。
左右対称シンクロ…なんちゃら?って感覚の強い華道を見せる我が家では特に――――…」


そう言って見えていない目を押さえた皇輝さんは笑った。







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