🕯️悪夢の神様🕯️
第23章 魔女の頭
「明けましておめでとうございます」
無事に年越しを迎えた俺たちは、怒濤の年越しラッシュを乗りきり……
正月を迎えることが出来た!
三が日はゆっくりしたい!と、言う美希さんの願いの通り――――俺たちは仕事をきっちり休む事となった。
しかし、新年の挨拶に来る人はいるわけで――――相手をするが、気の知れた奴ばかり来るので適当に餅でも焼いて食わせている。
「新年!明けましておめでとう!少年よ!隣街に新しいジムがオープンするが…やらないか?」
「…おい、変な言い方をするな!この変態消防士め!」
“やらないか”なんて――――…知る人ぞ知る…って…やつだろ?キモイぞ!
「いい器具を入れるらしいと噂に聞いてな!///いい出会いもありそうだし……やらないか?」
「一人でヤッてろ!俺は、そっちにゃぁ興味ねぇ~んだよ!」
三井は残念そうに七輪で焼いた餅を月子さんから受けとると「ハハハハ!残念だ!」と、豪快に笑った!