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🕯️悪夢の神様🕯️

第23章 魔女の頭


「そう言えば――――…少女の同級生だが…いまだに手がかりはなしだ!繁華街パトロールを担当している警察仲間に聞いても――――補導した者の中に人相の当てはまる少女はいなかったらしい」


変態三井は餅にきなこをまぶしながら話す。



「だが――――…年末、詐欺被害にあって警察に被害届を出した女性の名前から…失踪した少女の姉だとわかったよ」



「詐欺?――――上田さんのお姉さんが?」



未來ちゃんは餅をモキュモキュと食べる三井にお茶を出すと首をかしげた。


「ああ――――結婚詐欺にあったと…被害届を提出してきた」



――――結婚詐欺…ねぇ~



「まぁ、結婚適齢期の30前後が狙われるから――――少なくない話ではある!
…まぁ、同姓でも結婚が出来ると言われたら…自分も騙されたり///弄ばれたりするやも…知れんがな///まぁ、騙しに来ている相手を骨抜きにするけどね!自分のテクニッスに溺れない男は///いないっす」


――――おい!頬を赤らめて話すな!キモイ!!!



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