
🕯️悪夢の神様🕯️
第3章 新生活と下心
お風呂上がりの未来ちゃんに案内され、俺は奥の客間へと向かう――――。
これが、実家感…と、言うのだろうか…
ぶっちゃちゃけ――――俺の実家と比べると全然たいしたこたは無い普通の家であるが…、モダンレトロな作りは嫌いじゃい。
「ここの部屋――――です」
安定の声の小ささだが、誰もいないし静かな家の中だ、俺でも聞き取れた。
「サンキュー!」
そこには、旅館のような畳の部屋の真ん中に布団がキッチリと準備されていた。
「うわ――――、こんな立派な布団…///いいんすか?」
「――――美希さんか準備したから…いいと……思うけど――――――――気が引けるなら…新聞紙の布団にする?」
「こちらで――――…甘えさせてください!」
