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🕯️悪夢の神様🕯️

第24章 誘惑


「あ…あの…こ、困ります――――私…私…」



一歩引いたのに…黒羽さんも一歩…私との距離を詰めてくる。



「――――貴女の力になります…。私に貴女の助けに…なりたいです」



「え――――…////え?黒羽…さん?」



そう言った黒羽さんは…私の髪にそっと口づけをした…。




――――え?




冗談…?




冗談――――じゃない…?




あれ?




でも――――何か…



何か――――――――…





怖い…




彼の瞳が私を見つめながら…ギラリと揺れた。




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