🕯️悪夢の神様🕯️
第24章 誘惑
しかし――――
意気込んで店に出勤したものの――――…
戸次さんも黒羽さんも店には来なかった。
気がつけば――――…彼らが滞在するといっていてい日は昨日で終わっていた…。
「彼らは――――もう…来ないのかな?」
「何事もなく…未來ちゃんから離れてくれるのはありがたいっす!」
皇輝さんはホッとしながら店の後片付けをしている。
夜の11時には店を閉めるが――――…今日は何事もなく終わった。
ただ――――
私の中に…モヤモヤした気持ちだけが…
昨日から腹のそこにある感じで、気持ちが悪い。
“貴方を――――助けたい”
それは…
甘い誘惑に似ていた。